ミッションステートメント
未来への責任を共有することを目的とし、建築のリーダーシップをとることによって
地球環境をより良くすることに貢献する。
建物は人の身体のようなもの
建物は人の身体と同じ。顔や体型など外見は意匠デザイン、骨格は構造、内蔵は設備、そして神経は電気。呼吸についても窓やドアの換気は口・鼻呼吸、躯体の換気は皮膚呼吸と同じです。
ですから、建築とは本来、人に寄り添うもの。
そして人が自然の中で生きる存在である以上、建築も自然と協調し、共生するのが本来の姿です。
環境配慮が建築の「売り」のようになっている昨今ですが、それは地球上に生かされている私たちにとって元々当たり前のこと。
建築とは本来、人に近いものです。そして人が自然の中で生きる存在である以上、建築も自然と協調し、共生するのが本来の姿です。環境配慮が建築の「売り」のようになっている昨今ですが、それは地球上に生かされている私たちにとって元々当たり前のこと。
最近よく目にするデザイン優先の建築物は、住む人や環境に対して優しいのでしょうか?そもそも一体誰のため、何のための建築でしょう?
人は自然の中に生かされる存在でありながら、人が生きるためには、自然の力から身を守ることも必要であり、どうしても人間の都合と自然との間にせめぎ合いが生じます。人間のための快適さの追求と環境保全は全く異なる2つの方向性です。この相反する2つをいかに調和させるか。設備設計者が日々直面する課題です。難しいチャレンジではありますが、私たちはいつもベストの絶妙なバランスを追求しています。
当社が誇るのは、なんといっても対象物件の幅の広さ。一般の住宅から、学校などの公共建築物、工場、そして老人ホームのようなやや特殊なものまで多岐にわたる建築物の空気調和設備、換気設備、給排水設備、電気設備、防災設備の設計・監理を行っています。
建築デザインやコスト面の配慮といった諸条件の中で、最大限お客様のご要望に沿った設備設計・監理を行っています。施工後にお客様からのクレームがほとんどないことからも証明されているように、お客様からも厚い信頼をいただいています。
当社では一般の住宅から、学校などの公共建築物、工場、そして飛行場のようなやや特殊なものまで多種多様な建築の設備設計と監理を行ってきた実績があります。設計事務所の中でもこれほど幅広い物件を扱っている会社は珍しいかもしれません。実績の中で積み重ねられた経験に基づいて、所与の条件の中で短時間のうちにベストな解決策が導き出されるのです。
プロの方々でも、理論や数字だけではなかなかうまく行かない現場を経験されているのではないでしょうか。紙の上では何ら問題がないはずなのに、実際の建物は風の通りが悪くなってしまったり、予想外の結露が生じたり…。
建築物はある意味、生き物のようなもの。相手を深く理解することによって、初めて向こうから答を差し出してくれる瞬間があります。 私たちは、理論・数字を越えた先にあるものをつかみ取って提案したいと考えています。
企業が保有する建物、オフィスビル、社員寮や一般のマンションなどを対象として、建物の現状診断、中・長期的管理計画の立案・監理、コンバージョンの提案・設計・監理を行っています。収益性の低い建物、メンテナンスの問題がある建物を設備設計と経理双方の観点から診断し、お客様と相談しながら最適なサービスを提供します。設備の専門知識はもとより、関連会社とのネットワークを生かし、お客様のニーズにきめ細かく対応することが可能です。
主として企業が保有する建物、オフィスビル、社員寮、社宅などを対象として、建物の現状診断、中・長期的管理計画の立案・監理、コンバージョンの提案・設計・監理を行っています。 収益性の低い建物、メンテナンスの問題がある建物を設備設計と経理双方の観点から診断し、お客様と相談しながら最適なサービスを提供します。 設備の専門性はもとより、関連会社とのネットワークがあるので、お客様のニーズにきめ細かく対応することが可能です。
欧米では、建物は時間をかけて住む人とともに成熟してゆく、という考え方が根付いていますが、日本はその反対で、建てた時の価値が一番高く、あとは価値が下がってゆくのが一般的とされています。そのため、新築から取り壊しまでのサイクルが短く環境への負荷も相当なものです。
収益性が低いからといってすぐに売却・取り壊しをするのではなく、手をかけることによってより長期間建物の価値を高く維持し、その結果建築による環境負荷を少しでも減らすことが目的です。なお、環境会計的な側面や人に優しい建物づくりに対する計数的なサポートについては、株式会社Sophia Blueの高井晴友(たかいはるとも)代表取締役(米国公認会計士)と提携しています。
当社では2003年にLEDが出始めた当初より実際の建物にLEDを採用してきています。電力消費量を極力抑えるという当社の思想に、やっとLED開発という時代の流れが追いついてきた感があります。
LEDは初期費用は通常の照明より高コストですが、ランニング・コストはかなり低く抑えられます。その結果、建物の規模や照明の個数等にもよりますが、非常に大まかに言うと約3年でコストが回収されます。
島津設計では、LEDを普及させることによって電力消費量を抑え、それがCO2排出量を減らすことにつながればと考え、独自のネットワークにより、照明器具製作の段階から関わりながらLEDの普及に努めているところです。
植草学園大学(千葉県千葉市)
外灯の一部にLEDを使用
出版物のご紹介
- 建築設計資料集
68アーバンスモール
ハウジング
- 日経アーキテクチュア
2000年11月号
- 新建築 住宅特集
2000年11月号
- THE JAPAN ARCHITECT
48 2002年
- 新建築
2003年 12月号